三十六歳、仕事の責任と権限を同じ紙に
36歳では、管理する仕事と自分で手を動かす仕事が同時に増えます。一か月、会議、資料作成、調整、夜間の連絡に使った時間を記録してください。そのうえで、自分が決める仕事、上司の承認が必要な仕事、断る仕事を分けます。新しい役割を受ける前に、成果物、予算、人員、期限、中止条件を一枚にし、追加するなら何を外すかも決めましょう。
深夜や休日の連絡は、例外の条件を決めておきます。ことわりの言葉は、短く、代わりの案を一つ添えましょう。月末に十五分だけ見返す習慣を作ると、負担の偏りに早く気づけます。依頼された仕事は、受ける前に成果物と期限を確認しましょう。
週の追加業務が三時間を超えるなら、上司と優先順位を話し合ってください。評価の面談では、担当した案件の数字を手元に置いて臨みましょう。
住宅購入は総額と通勤で比べる
住宅は、価格より先に毎日の時間と総額で比べます。頭金、ローン、税金、保険、管理費、修繕積立金を合わせた総額を出し、通勤の往復時間と育児の動線も同じ表に書きましょう。収入が減った場合の返済額も試算し、無理のない範囲を先に決めてください。
内見は平日の夜と雨の日にも行き、騒音、買い物、学校や保育の距離を確かめます。契約書は更新と解約の条件を読み、急かされてもその日に署名しないこと。賃貸の移動の自由と、持ち家の維持の負担を、生活の予定で比べてください。
住宅ローンの審査は、収入が変わった場合の返済も含めて考えます。管理費と修繕積立金は、十年分の総額で見てください。内見の記録は、日付と気づいた点を写真と一緒に残しておきましょう。
結婚と同居の前提を具体化する
結婚や同居を考えるなら、気持ちだけでなく、お金と時間の前提を具体化しましょう。住む場所、仕事の続け方、家事の分担、双方の親への支援、貯蓄の目標を、それぞれ書いて比べます。違う部分は、正しさを争うのではなく、六週間だけ試す条件に変えてください。
結婚の時期を周囲に急かされても、決めるのは二人です。指輪や式の費用は、生活費の予備を削らない範囲で決めましょう。式の費用は、二人の貯金から出せる上限を先に決めましょう。
家事の分担は、六週間続けてから見直すと偏りが分かります。双方の親への支援は、金額と頻度を別々に書き出しておきましょう。
子育てと親の支援を別々に設計する
子育ての費用と、親の介護の費用は、同じ財布でまとめて考えないようにしましょう。保育、教育、習い事の見込みは月ごとに書き、児童手当などの制度も確認します。親の支援は、通院、買い物、会計、夜間の連絡に分け、きょうだいや地域のサービスへ割り当ててください。
子への時間と親への時間が重なる週は、優先順位を先に決めておきます。手伝いの履歴は、日付、時間、金額の三つを同じノートに残しましょう。保育と教育の費用は、月ごとの見込みで書きましょう。
親の支援が重なる週は、優先順位を先に決めておくことが大切です。子の預け先は、複数の選択肢を調べておくと安心です。
固定費と積立の配分を先に決める
家計は、収入が増える前に固定費の配分を決めておくと崩れにくくなります。住居費、保険、通信、車、サブスクを一覧にし、毎月の固定費を手取りの半分以内に収める目安を持つと安心です。暮らしの費用、緊急の備え、近い将来の支出、長期の積立を別の口座に分けてください。
投資や副業の誘いは、手数料、期間、損失の可能性を確認し、その場で契約しないこと。保険は、必要な保障と重複を整理してから見直しましょう。通信費と保険は、年に一度まとめて見直すだけで十分です。
積立は、目的ごとに口座を分けると取り崩しの順番が決まります。投資の誘いは、その場で契約せず、翌日に条件を読み返しましょう。
健康は睡眠と健診の記録から
36歳は、体力に自信があっても睡眠不足が蓄積しやすい年齢です。寝る時刻と起きる時刻の幅、食事の時刻、仕事を終える時間、画面を見る時間を、先に予定表へ入れてください。体操や散歩は、週に二回、無理のない強度から始め、翌日の疲れで量を調整します。
健診の数値は翌年まで放置せず、必要な再検査を受けましょう。痛み、動悸、頭痛、気分の落ち込みが続く時は、我慢せず受診してください。年の呼び名は診断になりません。
睡眠の記録は、一週間単位で見返すと傾向が分かります。健診の再検査は、予定を先にカレンダーへ入れましょう。座り仕事の日は、一時間ごとに立つ工夫が現実的です。
友人と仕事の境界を保つ
職場の付き合いが増えると、友人関係が仕事の延長になりがちです。利害のない友人、相談できる友人、楽しむだけの友人を、意識して分けておきましょう。友人から事業や投資の誘いを受けた時は、友情と契約を分け、目的、出資、役割、退出方法を確認してください。
会うたびに疲れが残る相手とは、返信の頻度と共有する情報を調整します。会えない時期が続いても、短い連絡を続けるだけで関係は保てます。誘いを断る時は、別の日程を一つ添えると角が立ちません。
お金が絡む相談は、友情と条件を分けて考えましょう。年に一度は、連絡先を整理して、続けたい関係を確かめてください。
庚午の年柱は立春の前後で照合する
1990年1月から2月はじめの出生は、西暦だけで庚午と決められません。四柱推命の流儀では、立春の正確な時点を年の境とし、それより前の出生を前年の己巳として扱うことがあります。出生記録から出生地と出生時刻を確認し、その土地の当時の標準時や夏時間の制度に照らして、立春の前後を比べてください。今の時差を過去へそのまま当てはめないこと。
旧暦の使い方は流派ごとに異なるため、採用した方式を明記します。庚午と分かっても年柱は一本にすぎず、完全な四柱には月柱、日柱、時柱と節気の計算が必要です。仕事、資産、家族、健康の結果は、この確認だけでは予測できません。記録、試行、見直しの三段階で計画を進めましょう。
照合には、母子手帳や出生証明が役立ちます。確認の手順を書き残せば、後から同じ調べ方をたどれます。候補が二つに分かれた場合は、どちらを採用したかを明記しておきましょう。

