家の中の役割を、一覧にする
家の中の役割は、まず一覧に書き出すことから始めます。買い物、料理、掃除、洗濯、支払い、通院の付き添い、書類の整理を並べましょう。それぞれに、今担っている人の名前を書きます。
名前が一人に偏っている項目は、印を付けて目立たせます。誰も担っていない項目も、同じように印を付けます。一覧を見ると、手放せる役割と引き受けるべき役割が見えてきます。
一覧を見直す時は、名前を書く欄を鉛筆にしておくと、担当が変わった時に書き直しやすくなります。家族の予定表と当番表を並べて貼ると、無理な重なりが一目で分かり、相談もしやすくなります。
当番を、曜日で分ける
当番は、曜日や週で分けるとお互いに楽になります。買い物は月曜と木曜、掃除は土曜というように、具体的な曜日を決めましょう。担当が休みの時の代わりの人も、先に決めておきます。
当番の入れ替えは、月に一度だけ相談して決めます。急な変更は、短い連絡で知らせれば十分です。当番表は、家族の目に入る場所へ貼りましょう。
当番の日を過ごせない時は、前日までに連絡すれば代わりの人へ渡せる、という約束を先に決めておきましょう。買い物の当番は、行く店と買う物の一覧を決めておくと、頼まれた人も短い時間で済ませられます。
家計の支払いを、誰が見るか決める
家計の支払いは、見る人を一人に決めず、確認する人を添えておきましょう。引き落としの日と金額を、毎月同じ日に確かめます。暗証番号の管理は、本人と、本人が選んだ人の間だけにします。
高額な出費は、使う前に家族で相談します。入出金の記録は、通帳と領収書を同じ箱にまとめると見やすくなります。見直しの日は、カレンダーに先に書き込みましょう。
領収書は月ごとの封筒へ入れ、箱の外側に年と月を書いておくと、年末の確認が短時間で終わります。毎月の確認日は、年金の入金日や引き落とし日の後に置くと、残高の動きを一緒に見られます。
介護や看病の当番を、記録する
看病や介護の当番は、時間と内容を短く記録しておきましょう。誰が何時間かかわったかを書くと、負担の偏りが見えます。遠方のきょうだいには、電話や書類の担当を割り当てます。
自分の休息も、当番表に書き込んでください。負担が続く時は、早めに有料のサービスを検討しましょう。記録は、相手を責めるためではなく、調整のために使います。
看病の内容には、通院の付き添い、買い物、掃除、会計のように種類を分けて時間を書きましょう。当番の記録は、月の終わりに一度読み返し、負担の多い項目を次の月で軽くしましょう。
役割を渡す時は、手順と連絡先を添える
役割を他の人へ渡す時は、手順と連絡先を短く書いて添えましょう。困った時に質問できる相手も、一緒に伝えます。渡した直後は、相手のやり方に口を出しすぎないようにします。
結果に問題がなければ、そのまま任せて構いません。間違えても戻れる範囲で、少しずつ任せましょう。渡した日付と内容は、一覧に書き足します。
役割を渡す時には、最初の一回を一緒に行い、二回目からは本人一人で進めてもらうと定着します。役割を渡した後も、月に一度だけ様子を尋ね、困りごとがあれば一緒に考える形が長続きします。
家族会議の日を、決めておく
家族会議は、月に一度など先に日を決めておくほうが続きます。議題は、当番の見直しと来月の予定の二つで十分です。会議の時間は、長くても一時間で終えましょう。
決めた項目は、担当と日付を書いて残します。決まらなかったことは、保留として次回へ回します。会議の後は、短い休憩を取りましょう。
会議の最後には、次に話し合う日を全員で確かめ、その場でカレンダーへ書き入れて終えましょう。会議の前に、前回の記録を読み返しておくと、同じ話を繰り返さずに済み、時間も短く終わります。
断り方も、先に決めておく
頼まれごとを断る言葉は、先に用意しておくと迷いません。体調や予定を理由に、短く伝えるだけで十分です。断った後に、代わりの方法を一つ示すと関係が穏やかになります。
何度も無理な依頼を繰り返す相手には、距離を置いて構いません。自分の休息と予定は、頼まれごとと同じ重さで扱いましょう。お断りすることは、関係を壊す行為ではありません。
断った後も連絡を絶やさず、元気な日に短い挨拶を送るだけでも、関係は穏やかに保たれます。断った相手には、元気な季節に短い便りを出し、関係を切らずに保つ工夫をしましょう。
辛未の年柱を、出生地の記録から確かめる
1931年に生まれた人の年柱は、西暦だけでは辛未と断定できません。春の訪れを年の境とする流派では、それより前の出生を前年の庚午として扱うことがあります。古い戸籍の写しや母子手帳から出生地と時刻を拾い、その地域で当時使われていた標準時、夏時間、時差の制度を当てはめて、立春の前後を見比べてください。身近な機器の時差を、そのまま過去へ重ねないこと。
辛未と確認できても年柱は一本にすぎず、完全な四柱には月柱、日柱、時柱と節気の計算が必要です。役割や暮らしの出来事は、この確認では予測できません。道具をそろえ、小さく試し、見直す三段階で進めてください。話し合った結果は、家族の共有ノートに残しましょう。
確認の記録は、家族の共有ノートの同じ頁にまとめ、誰がいつ調べたかを添えておきましょう。確認の記録は、家族の共有ノートに残し、次に確かめる月を書き添えておきましょう。

